代表者あいさつ

菅刈地区における住区住民会議の活動は、1981(昭和56)年から始まり、38年の歴史を数えます。

その間、住民会議が関わる中で生まれた組織、NPO法人菅刈ネット21、すげかりフレンズシップクラブ、菅刈防災連絡協議会なども、独立した組織として成長しています。

そして、青年リーダー組織「ウイングス」も、地域の活動のさまざまな場面で活躍してくれており、ほかの地域には見られない大きな特徴となっています。

さて、目黒区が2017年12月に出された「コミュニティ施策の今後の進め方」では、「コミュニティ施策の基本的な考え方」として、「住民が自分の地域に関心を持ち、地域の人と人とのつながりを基にして助け合い、支え合うことができる住み良い地域社会づくりを進めます。」とあります。

さらに「具体的な施策を進めていくための四つの視点」として、

 ①地域の住民が抱える様々な生活上の問題を地域の課題としてとらえ、その課題を地域コミュニティが自ら解決していく力が必要となっています。

②地域に関わる活動団体を核として、NPOなど様々な団体や個人の連携・協力を促進し、地域コミュニティが活性化するような環境を整備します。

③「ともに考え、ともにつくる」という区の協働の理念の下に、地域と行政との連携・協力による課題解決の取組をより積極的に進めます。

④地域の活動団体の自主性・自立性を尊重しつつ、地域活動が活発になるよう、区は積極的な支援を行います。

私たち住民会議は、こうした区の考え方を踏まえ、進行する「高齢化」社会の様々な課題に対応すべく、活動の内容を見直すべくは見直して、変化をさせていかなくてはなりません。今年度は、新たなメンバーを加え、それぞれの行事の意味や目的を問い直し、時代に合ったものとして変革していきたいと思います。